投資の条件について

投資の種類について解説します。

 

 

まずは、投資という用語の定義についてです。

 

当研究所では、投資を「利殖」と同義語として位置づけております。

 

したがって、何らかの理由で保有資産が増加することが条件となります。

 

 

株式投資

投資といわれるものを列挙してみます。

 

 

株式投資

 

株式(stock)の売買を通じて、利益を出します。

 

株式投資には大きく分けて2つの方法があり、

 

株式売買の差益によって利益を出す方法と、

 

株式を保有することによる配当で利益を出す方法があります。

 

配当狙いの方法は安定感があると思われがちですが、

 

こちらは毎日の値動きの何十分の一といった額のため、

 

値動きに対応できないリスクを潜在的に抱えることになります。

 

したがって、株が全体的に値上がりする、好況期に、ある程度分散して投資することが条件になります。

 

 

一方で、売買差益を狙う方法は、値動きに関する専門的な知識が必要です。

 

一般に広く知られている、業績が上がれば値上がりする、とか、

 

材料が出れば値上がりするといったものは、一般の情報として出回る頃には既に

 

価格に織り込まれてしまっているというのが、最新の研究のデータで分かっています。

 

したがって、そういった情報による値動きではなく、あくまで日々の銘柄毎の動き方や

 

投資家の行動パターンを解析することによって、

 

値動きを確率的に予想するというのが現在の手法となります。

 

もちろん、解析も高度な計算技術とコンピューターが必要なため、

 

機関投資家でなければなかなか導入することはできません。

 

債権投資

債券市場において、国債や社債の売買を行います。

 

国債や社債の償還を待って、利子配当を狙っていきます。

 

なお、債券市場では、株式や為替市場ほど値動きが活発ではなく、

 

売買主体も長期保有傾向があるため、売買差額を狙った取引は活発ではありません。

 

 

債権市場の参加者は9割以上が機関投資家です。

 

その中でもかなり大規模な、銀行や証券会社のディーラーが売買をしています。

 

債券市場の利率は、国債の利率にほぼ連動しています。

 

そして国債の利率は、公開入札によって決められますが、事実上政府と日銀、市中銀行の協議によって決まります。

 

そのため、インフレ率などといった指標の達成のために利率はコントロールされることから、

 

資金流動におけるベンチマーク的な役割を持っているといえます。

 

つまり、国債以上の利率で運用できなければ事実上、損失を出したということになるわけです。

 

 

個人や中小法人で債権投資をする場合は、企業債に投資することが一般的です。

 

企業債は国債などと比べ償還リスクがあるため、プレミアムとして高利率が付きます。

 

したがって、良く企業研究した上での投資であれば、かなりのローリスクでそれなりのリターンを得ることもできます。